打者から見た、捕手との駆け引き

今日は捕手との駆け引きについて書きます!

私は大学でも野球をしていましたが、
高校野球とのレベルの違いに最初は戸惑いました。


運良く2年生から試合に出ることができましたが、
先輩たちがしている、相手捕手との駆け引きに
とても驚いたのを今でもよく覚えています。


私の2学年上に、
初球は一般的な位置に立っていたのに、
2球目や3球目でバッターボックスの一番投手寄りに立ち位置を変える
先輩がいました。

私は最初これを見たときに、「変化球を狙っているから、変化が小さいうちにに打つために前の方に立っているんだ」と思っていました。
しかし、その真意を先輩に聞いたところ次のように返ってきました。

「キャッチャーは俺が投手寄りに立ち位置を変えたのを見て、変化球を狙っていると考えるはず。そうすればストレートのサインを出すから、ストレートに狙いを絞れる。」


これを聞いたときは痺れましたね。


配球を読むというのも、もちろん大切です。
しかし、捕手ももちろん打者を観察しています。
ですから、自分の動きや態度で捕手をコントロールすることができるわけです。


改めて野球は深いな、と感じた瞬間でした。

こういったエピソードがある方、
是非コメントで教えてください!