巨人・坂本勇人選手の「押し投げ」
こんばんは!
今日は巨人・坂本選手のスローイングについて書きたいと思います。
内野手のスローイングは大きく2つのタイプに分けることができます。
①投球方向に対して、水平に腕を使うタイプ
②投球方向に対して、垂直に腕を使うタイプ
①はどちらかというと「押して」投げるような感覚で、②は投手のように縦に腕を使う感覚です。
どちらもメリット・デメリットはあるのですが、プロ野球ではどちらかというと①のタイプが多いように思います。
①の水平に腕を使うタイプは、腕を縦に振らない分だけ球速は落ちてしまいますが、捕球からのモーションが小さくなるので、素早いスローイングが可能です。デメリットととしては上に書いたように、球が弱くなるということでしょうか。
②は縦に腕を使うので、送球が横にぶれることが少なくなります。またしっかり腕を振れる分、強い球を投げることができます。一方でモーションが大きいため、ゲッツーをとるときなどでは多少デメリットがあると言えるでしょう。
巨人の坂本選手は①のタイプです。
またホークス・今宮選手は入団直後は②のタイプでしたが、数年経ってから①に近い形になっています。
投げ方にはそれぞれ癖などもあるので、一概にどちらが良いとは言えません。
また①は小さなモーションで投げるため、小学生などが真似しようとすると肘に負担がかかりすぎます。
レベルや自分の特性に応じて、投げ方も考えられるといいですね!!
皆さんはどっちのタイプですか?😊