広島・菊池選手の守備②
前回に引き続き、広島・菊池選手を参考に守備について研究します!!!
菊池選手の守備を見ているとわかるのですが、
そこまで腰を落としていません。
大リーガーをみていてもそこまで腰を落としている
選手はあまりいません。
一方で日本の高校野球では、
異常なまでに腰を落としている選手が多いです。
人間の自然体は膝が曲がっている状態でもありませんし、
何も意識せずに立っている状態の視線が、その人のあるべき視線です。
ただ自然な突っ立っている状態では地面を転がっているボールを
捕ることはできません。
だから「仕方なく」腰を落としている。
この解釈になるかと思います。
回りくどく書きましたが、いわゆる腰をかがめた「捕球姿勢」
というのは人間の身体構造を踏まえると不自然な態勢だと思うのです。
この前提に立つと、目の前に落ちているボールを取るとき、
「立っている状態」をスタートとして、少しずつ腰をかがめていき、
「ボールをちゃんと掴めるようになった態勢」が
その人にとってのベストな捕球態勢だということになります。
それ以上腰をかがめると以下のようなデメリットがあります。
①顔があまりにも打球に近くなり、本能的に「怖い」と感じてしまう。
(打球に対して体が固まる可能性)
②送球時にからだを起こさないといけなくなり、送球スキルが落ちる。
③あまりにも低い捕球姿勢を意識すると、構えの段階から低い姿勢を意識するように
なり、結果として俊敏性が損なわれ守備範囲が狭まる。
④昔よりも日本人の平均身長は伸びており、その部分からしても
あまりに腰が低いのは妥当性が疑われる。
この記事を見た後、是非菊池選手の守備練習をYouTube等で見てください!
皆さんは捕球態勢について、どのように教わってきましたでしょうか??
コメントお待ちしてま~す!!