広島・菊地選手の「脱力 」守備

最近暖かくなってきましたね~
いよいよ野球のシーズンも本格化って感じがしますね😊

各球団の主力選手たちも、そろそろしっかり調整に入る頃でしょうか!


今日はゴールデングラブ賞の常連で、プロ野球史上ナンバーワンセカンドとも呼ばれる広島・菊地選手の守備について書きたいと思います。


菊地選手といえば、日本人離れしたアクロバティックなプレーなどが有名ですよね!
そんな菊地選手ですが、ノックの様子を見ていると、「腰を落として打球を待ち、顔を打球に近付けて捕球する」というような「日本伝統の捕球法」とは全く違うからだの使い方をしてる様子が見られます。

特に試合前の守備練習は独特です。
ゆっくり「脱力して」打球に入り、腰を落としすぎず捕球、ファーストに投げるときも肘から先だけで、かる~く投げています。


今日は、菊地選手のこのスタイルの紹介をもとに
「脱力」が守備において一番大切だということを皆さんにお伝えします!


というのも体に力が入るということは、動きが止まる(鈍くなる)ということであり、それはイコール、打球に対して「主体的に動けなくなる」ということです。
つまりどんなバウンドになるか、どのような捕球態勢をとるかが運任せといいますか、行き当たりばったりの対応になってしまうわけです。

そんな状態の捕球法を日々練習していると、
確かに体で打球は止められるようになるかもしれませんが、捕球スキルは一向に上達しません。
またこれに関連して、レベルがあがるほどに打者の足も速くなるので、体で止めたところでアウトにはできないということもお伝えしておきたいです。


おそらく菊地選手は、打球に対して力んでしまい体が固まるというのを避けるため、練習のときには特に脱力して捕球してるのだと思います。
試合中は無意識にも力は入ってしまうので、練習ではより意識して脱力するようにしてるのかもしれません。


とにかく力まないこと。
力まずに、柔軟に捕球態勢に入れるようにすること。
打球が近付いてきたら、最後のワンステップで前に出るのか、ステイするのか、一歩引くのか、冷静に判断すること。(=そのためには脱力して、捕球直前でも動けるようにしておくことが必要)

今日は、菊地選手のスタイルを参考に、捕球をメインに書かせていただきました!


次回も引き続き「捕球」をテーマに書きます!!
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