「脇を閉めて打つ」は正義か??
おはようございます~😄
今日も出勤前に1記事書きたいと思います!
エンゼルスの大谷選手、サイクルヒットを達成するなど、本当に目まぐるしいほどの大活躍ですね!
日本人離れした体格もさることながら、そのバッティング技術は非常に繊細で、「大型精密機械」のようなプレーを見せてくれます。
そんな大谷選手も渡米直後はなかなか結果が残せず、不安になった方も多いのではないでしょうか。
大リーグとNPBの投手でまずもって違うのは、平均球速です。
2018年、NPB投手の平均球速は143.6キロでした。
これに対し大リーグの投手の平均球速は150キロを越えています。
7キロ違うというのは非常に大きく、日本人野手が大リーグに挑戦したとき、「インコースのストレート」に悩まされることは多々見られます。
大谷選手も当初はそこに苦しんでいたようですが、足をあげない、すりあしのようなフォームに変えるなどして対応力をあげてきました。
対応できるようになってきた大谷選手を見て、私が個人的に「天才だ」と思ったのは、インコースのストレートを右脇(投手側の脇)を開けて空間を作り、差し込まれずに強い打球を打ち返していたシーンです。
よく少年野球を見ていると監督コーチが「脇を閉めて打て」といっているのをよく見ます。
確かに捕手側の脇、押し手の脇は閉めなければ力がボールに伝わりません。
しかし前側の脇を開けて打つのは、ひとつの技術なのです。
最近は甲子園などでもそのような打ち方をする選手がチラホラいるように思います。
どの世界でもそうですが、技術というのはトップリーグからおりてきます。
大リーグやNPBの技術がアマチュア界にもっとおりてくると、野球界全体のレベルもあがるのではないかなと思います。
「この選手のこのプレーはすごい」というのがあれば、是非コメント欄で教えて下さい!!
ついでにいいねもおしてください笑
それでは~
明治大学・森下投手のストレート
おはようございます!
出勤前に投稿しま~す
先日、大学野球選手権が終了し、明治大学が優勝しましたね!
実は私の弟も某大学で出場しておりました。笑
私も応援がてら、久しぶりに大学野球を見に行きましたが、やはり高校野球とは数ランクレベルが違うなと感じました!
さて、優勝した明治大学は、エース兼主将の森下投手の好投が光りましたね~
森下投手といえば大分商業高校時代に投手に転向し才能を開花させ、甲子園未出場ながら高校日本代表に選出されたという本格派右腕です。
投球フォームは、ソフトバンクホークスの武田投手のようにオープンステップしながら投げ下ろすスタイルです。
オープンステップのメリットは、背中側に重心が移ることで腕を上げやすくなり、角度がつくことにあります。
腕が上がる(角度がつく)と、ストレートの回転軸が地面に対し限りなく平行になり、いわゆる「伸びる球」「ホップする球」と呼ばれるようなボールになります。
Jスポーツなとで、ハイライトを見ていただくとわかるかと思いますが、森下投手のストレートは糸を引くように真っ直ぐキャッチャーミットに収まっています。
バッターからするとホップするように見えるため、空振りのほとんどがボールの下を振ってのものですよね。
一方で、オープンステップは左足の踏ん張りがより求められることから、左太もも、臀部の疲弊が早まるというデメリットや、
足が開くのと同時に肩も開くようになると、フォームが崩れてしまったり、肘を故障するというデメリットもあります。
森下投手は順調にいけば、プロ野球でも間違いなくエース級になれる逸材です。
ケアをしっかりして、怪我のないようにしてほしいですね!
今年の大学野球、皆さんはどの選手がイチオシでしょうか?
コメントお待ちしておりまーす!!
巨人・岡本選手の「空振りする技術」
ごぶさたしてます!
最近、ブログの閲覧者が増えて本当に嬉しいです!
これからも執筆がんばります😊
とはいいながら、しばらく更新をサボっておりすみまんでした。。。
仕事でばたばたしておりました😱
久しぶりの更新になりますが、本日は「空振りする技術」について書きたいと思います。
私もそうでしたが、バッターにとって空振りは=負け、という認識が強く周知されているように感じます。
しかし実際には、バッターが求められているのは「打撃結果」であり、その過程はどうでもいいんですよね。
例えば二回連続空振りしたあとに、ホームランを打てばその打席は大いに評価されるわけです。
これは非常にシンプルで簡単なことなのですが、多くのバッターが意識できていないことだと思います。
つまり、自分の形で打てないときは、前に飛ばさないというのもひとつの技術なわけです。
巨人の岡本選手がたまに、変な形の空振りをしますが、あれはおそらくスイングをはじめたあとに、「打つべき球ではない」と判断をして途中でインパクトを避けているのだと思います。
こうすることで崩された形で中途半端な妥協案を飛ばすのを極力避けているのです。
ベンチからの声かけも、こういった空振りを讃えるようなものが必要ではないでしょうか?
バッターの皆さん、共感いただけますでしょうか?笑
コメントお待ちしております!!
日ハム・中島選手 盗塁時のタッチプレー
こんばんは~
それにしても2月はあっという間に終わっちゃいますね~
いつもより3日少ないだけなのにめちゃくちゃ短く感じます。
3月は選抜高校野球開幕もあり、野球ファンの我々にとっては
待ちに待った「球春到来」って感じですね~
私も所属している草野球チームも3月に今シーズン初試合が待ち構えており、
それそろ体を動かさないとなーと思いながら、今日もだらだら過ごしてしまいました(笑)
さて、新シーズンを迎える度に「今年は足を使っていくぞ」と意気込むチームも
多いのではないでしょうか。
近年は健大高崎の「機動破壊」という言葉が流行したように、
盗塁など、「積極的に足でかき乱す野球」をするチームも多くなってきました。
大学野球、社会人野球、そしてプロ野球とレベルがあがるにつれて、
盗塁を巡る戦いはまさに肉眼では捉えきれないものになってきます。
(これをかなりの精度でジャッジするプロの審判はやっぱりすごい!!)
今日は盗塁をされたときの「タッチプレー」について書きたいと思います。
一般にグローブは「下から上」に使うように誰もが習ってきたかと思います。
実際にグローブを下から上に使うという意識は非常にと大切だと思いますし、
この基本なくして守備の上達はないと言えます。
しかしこの原則が唯一崩れるのが「走者にタッチしにいくとき」です。
日ハムの中島選手は非常にタッチプレーが上手いので、ぜひYouTube等で検索して、動画を見てから以下を読んでいただけるイメージしやすいかと思います!
キャッチャーの送球によっては中途半端なワンバウンド送球になることもありますが、
そのときに下から上にグローブを使っていると、タッチしにいくときに、再度下へグローブを
落とさないといけないので「下→上→下」と3モーション入ることになります。
「上→下」とタッチしにいく流れの2モーションと比べるとたったの1モーションですが、
余分な動きが入ることになります。
この1モーションだけでもアウトにできるかセーフにしてしまうかを大きく左右することになります。
「上から下」に使うと送球を取り損ねやすくなってしまって本末転倒だ、という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし仮に「下→上→下」で送球をしっかり捕れたとしても、余分な動きのせいでセーフにしてしまう可能性が高いです。
また仮に捕れずに後ろにそらしてしまっても、センターがカバーに入っているので、3塁まで進塁されることはほぼないです。
盗塁のときは勇気をもって「上→下」にグローブを使う!!
皆さんもぜひ実践してみてください!!!
広島・菊池選手の守備②
前回に引き続き、広島・菊池選手を参考に守備について研究します!!!
菊池選手の守備を見ているとわかるのですが、
そこまで腰を落としていません。
大リーガーをみていてもそこまで腰を落としている
選手はあまりいません。
一方で日本の高校野球では、
異常なまでに腰を落としている選手が多いです。
人間の自然体は膝が曲がっている状態でもありませんし、
何も意識せずに立っている状態の視線が、その人のあるべき視線です。
ただ自然な突っ立っている状態では地面を転がっているボールを
捕ることはできません。
だから「仕方なく」腰を落としている。
この解釈になるかと思います。
回りくどく書きましたが、いわゆる腰をかがめた「捕球姿勢」
というのは人間の身体構造を踏まえると不自然な態勢だと思うのです。
この前提に立つと、目の前に落ちているボールを取るとき、
「立っている状態」をスタートとして、少しずつ腰をかがめていき、
「ボールをちゃんと掴めるようになった態勢」が
その人にとってのベストな捕球態勢だということになります。
それ以上腰をかがめると以下のようなデメリットがあります。
①顔があまりにも打球に近くなり、本能的に「怖い」と感じてしまう。
(打球に対して体が固まる可能性)
②送球時にからだを起こさないといけなくなり、送球スキルが落ちる。
③あまりにも低い捕球姿勢を意識すると、構えの段階から低い姿勢を意識するように
なり、結果として俊敏性が損なわれ守備範囲が狭まる。
④昔よりも日本人の平均身長は伸びており、その部分からしても
あまりに腰が低いのは妥当性が疑われる。
この記事を見た後、是非菊池選手の守備練習をYouTube等で見てください!
皆さんは捕球態勢について、どのように教わってきましたでしょうか??
コメントお待ちしてま~す!!
広島・菊地選手の「脱力 」守備
最近暖かくなってきましたね~
いよいよ野球のシーズンも本格化って感じがしますね😊
各球団の主力選手たちも、そろそろしっかり調整に入る頃でしょうか!
今日はゴールデングラブ賞の常連で、プロ野球史上ナンバーワンセカンドとも呼ばれる広島・菊地選手の守備について書きたいと思います。
菊地選手といえば、日本人離れしたアクロバティックなプレーなどが有名ですよね!
そんな菊地選手ですが、ノックの様子を見ていると、「腰を落として打球を待ち、顔を打球に近付けて捕球する」というような「日本伝統の捕球法」とは全く違うからだの使い方をしてる様子が見られます。
特に試合前の守備練習は独特です。
ゆっくり「脱力して」打球に入り、腰を落としすぎず捕球、ファーストに投げるときも肘から先だけで、かる~く投げています。
今日は、菊地選手のこのスタイルの紹介をもとに
「脱力」が守備において一番大切だということを皆さんにお伝えします!
というのも体に力が入るということは、動きが止まる(鈍くなる)ということであり、それはイコール、打球に対して「主体的に動けなくなる」ということです。
つまりどんなバウンドになるか、どのような捕球態勢をとるかが運任せといいますか、行き当たりばったりの対応になってしまうわけです。
そんな状態の捕球法を日々練習していると、
確かに体で打球は止められるようになるかもしれませんが、捕球スキルは一向に上達しません。
またこれに関連して、レベルがあがるほどに打者の足も速くなるので、体で止めたところでアウトにはできないということもお伝えしておきたいです。
おそらく菊地選手は、打球に対して力んでしまい体が固まるというのを避けるため、練習のときには特に脱力して捕球してるのだと思います。
試合中は無意識にも力は入ってしまうので、練習ではより意識して脱力するようにしてるのかもしれません。
とにかく力まないこと。
力まずに、柔軟に捕球態勢に入れるようにすること。
打球が近付いてきたら、最後のワンステップで前に出るのか、ステイするのか、一歩引くのか、冷静に判断すること。(=そのためには脱力して、捕球直前でも動けるようにしておくことが必要)
今日は、菊地選手のスタイルを参考に、捕球をメインに書かせていただきました!
次回も引き続き「捕球」をテーマに書きます!!
面白いと感じていただけたら、是非コメントやいいねをいただけると励みになります!!
よろしくお願いします😄
ホークス・松田選手 「ホットコーナーを守るということ」
こんばんは~
お酒で酔っているところですが、
今日も更新します!笑
「ホットコーナー」
野球をしていた皆さんなら、どのポジションかわかりますよね?
そうです。
サードのことを時に「ホットコーナー」と呼ぶことがあります。
サードには右打者が引っ張った鋭い打球が飛ぶことが多く、その強い打球から逃げない、熱い気持ちを持てという意味から「ホットコーナー」という名前がついたそうです。
ホークスの松田選手は、まさにホットコーナーを守る男としてぴったりですよね!
今日は、サードを守るという上での心構えについて書きたいと思います。
先ほど書いたように、サードは鋭い打球多いため熱く強い気持ちをもつことが大切です。
ただそれは打球に対してだけではありません。
誤解を恐れずにいうと、サードはセカンドやショートに比べて運動量が少なく、周囲を冷静に見渡す余裕があります。
自分が打球をさばくことはもちろんですが、
ランナーの動きを見て指示を出したり、
ピッチャーが苦しいときに声をかけたり、
といった「副次的なプレー」を最も求められるのもサードです。
サードが「ホットコーナー」と呼ばれるのは、
そういった気配りや声を出すことを求められるポジションだからという理由もあるのではないでしょうか?
ホークスの松田選手をはじめとした熱い男がトップレベルのサードに多いのは、このようなサードの隠れた役割があるからかもしれないですね!
皆さんイチオシのサードは誰ですか?